ペペロンチーノぺろぺろ

写真とか載せたりしてます。

会社を休業して名門大洋フェリーに乗った話

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会社を休業することになった。 母の介護をすることになったのだ。 母が倒れてから数年、いつかはこんな日が来るのではと思ってはいたが 仕事を理由にやんわりと逃げていた。しかし、時と共に両親は老いていくし、ほとんど働けないのだから経済的にも悪化していく。さらにめでたいことに兄弟達は結婚していく。私自身は変わらずとも、私を取り巻く環境は意外なほど極端に変化していく。だいたい悪い方にだ。

連絡をもらった時は正直ウンザリした気持ちだったが、36協定の上限をウッカリ超えてしまう生活を10年近く過ごしてきた者としては、こういうのもアリかもしれない。会社の仕事のことを一切考えずに母と過ごす数ヶ月が私の人生に有ってもいいかもしれない。相変わらずの忙しく憂鬱な日々を過ごすうちに、そう考えるようになっていた。そうして、意を決して休業の手続を踏み(死ぬほど緊張した)、周りにただひたすらに謝り続け、辛くも休業する運びとなったのだ。

なんというか、少しだけ嫌な気持ちになる日々だった。

名門大洋フェリーに乗り込む

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大阪からフェリーに乗り込む。フェリーに乗るのは学生の時以来だ。学割かなんかを使った気がする。当時の私と違うのは2等室から2等洋室に変わった所くらいだろうか。その気になれば、1等洋室だって行けるんだぜという懐具合だ。歳はとるものである。

 

係員さんの親切な誘導に従い、車をフェリーに載せる。ワクワクしながら船内に入る。

 あれ?こんなに洒落ていたっけ?と昔の記憶と照らし合わせる。

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かつては金銭的理由により眼中になかった2等洋室。

洒落ているし綺麗である。ちなみに、向かいのベッドに人がいるのが嫌だったのでネットで予約する際にベッドを選んだ。後から予約される可能性もあるが今回は運がよく人は来なかった。

ただ、やはり狭いな・・・。

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ベッドが狭く流石にそこで暇を潰すことはできなかったため、船内を徘徊する。

娯楽設備もあるには、ある・・が流石にこのラインナップではキツイ。かといって、代案があるわけでもない。多分、これがベストなんだと思う。200円を投資してフィニッシュ。

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出港すらしていないが、暇すぎるので晩御飯にした。せっかくなので、夕食と朝食のセットを購入。これから無収入だというのに、いいご身分だ。最後の贅沢かもしれない。

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とりあえず、カレーは食べていくスタイル。普通に満足だ。

食事を済ませ、ささっと大浴場に入る。貴重品はロッカーに入れることができるので安心である。なお、タオルは準備されていないため自分で用意しておく必要があるため注意が必要である。

夜景を撮る

 船の上からの夜景はきっと綺麗に撮れるだろうと思って、カメラを持参してきた。案の定、船の上からの眺めは最高だった。誤算だったのは、船はめちゃくちゃに揺れる。まず、海の上である。その上にエンジンの振動がある。そして、風が半端ない。したがって、ブレまくる。スタートレイルのように。

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さらば、大阪。

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こんばんは。明石大橋

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流れ星かな? 

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カメラを手すりにおくと、この有様。フェリーの鼓動(ビート)を感じる。

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 さらば、明石大橋。その後もいくつかの橋をくぐるようだが、早々に引き上げ眠りについた。意外なほどの快眠。疲れを残さずに早朝に目を覚ますことができた。

 そして、暇なので写真を撮る。朝は大丈夫。ブレない。

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他にも写真を撮る方もおられた。

天気も良く気持ちの良い朝だった。

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そうそう、船内にはラウンジもある。

 

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 こんな朝、ありだと思う。

というわけで

ある意味、私にとって新たな船出だ。実際にはずいぶん前の話なのだが。

 今の所は色々と問題はあるが、順調である。思ったほど嫌なアクシデントは無い。

今回の件でわかったことは、介護は大変である、という当たり前のこと。

もう一つは、介護休業を取得したあとも大変であるということだ。というのは、私は今、無収入である。会社の規定にもよるだろうが、私の勤めている会社では介護休業中の給与は支払われない。その上で家賃、税金、保険などなどにより月々20万近くの金額がなくなっていく。独身でそこそこの貯金がある、余裕のある人間のみが取得できる制度である。

子供が居ない人はいるだろうが、親が居ない人はいないだろうに、今後厳しい選択をする必要があるかもしれない。

とりあえずは、私自身のの維持費を改めて認識することができて、休業あけは仕事に身が入りそうである。 

 

 

 

お題「カメラ」